■千葉日報
戦後70周年(2015年)の派遣中学生 |
取材を受けた郡山琴美さんは、中学2年生だった2010年夏に、派遣中学生として広島を訪れました。それから7年、大学3年生の郡山さんは、我孫子市平和事業推進市民会議の中心メンバーのひとり(4月からは副会長)として平和事業に取り組んでいます。また二年前からは、派遣中学生OGとして、【リレー講座】の講師をつとめています。
2005年から始まった我孫子市から広島・長崎への中学生派遣事業。派遣された中学生は、今年の第13回派遣で、累計120名を数えました。
【リレー講座】の「リレー」は、市内全13校の小学校を一年の間にまわっていくという意味でも「リレー」ですが、被爆体験者の方々の高齢化が進む中で、若い世代(かつての派遣中学生)が、さらに若い世代(小学生たち)につないでいくという意味でこそ、「リレー」となっています。
千葉日報に掲載された記事は、以下の文章で締めくくられています。
年々、数を減らしていく被爆者。「みなさん『もう長くは生きられない』と口をそろえる。だから、この先60、70年生きていく私たちがつないでいかないと」。次の70年へ、平和のバトンが託された。
我孫子市平和事業のリレーが、つながっていきます。私たちは、このリレーをさらにつなげていきます。
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