2018年1月5日

中央学院大法学部の皆さんから「平和の集い」参加の感想をいただきました

  中央学院大学(我孫子市久寺家)法学部には、広島市・長崎市から【広島・長崎講座】に認定された「平和学」という講座があります。
昨年123日に開催した「平和の集い」に参加してくださった「平和学」川久保教授ゼミ2年の皆さんから、「平和の集い」参加の感想を寄せていただきましたので、ご紹介させていただきます。
 

派遣中学生の話を聞いて、戦争の恐ろしさや悲惨さ、中学生たちのリアルな心情を聞いてとても重苦しい気持ちになりました。それと同時に実際に自分の目でもしっかりと見て学びたいと思いました。派遣中学生の皆さんが言っていたように、あの悲劇があってこそ今の日本があり、私たちがいます。世界で唯一原子爆弾が使用された国として、世界平和を願う気持ちは強く大きく存在していることと思うし、私自身でそう感じました。平和の集いを通じて、知っておかなくてはならないことを聞くことが出来て良かったです。(倉沢茉柚さん) 

我孫子市が毎年中学生を広島、長崎に派遣していることを知りませんでしたが、今回平和の集いに参加して、中学の時に被爆地に赴くことの重要性を感じました。中学生の時の純粋な気持ちで原爆の事を学び、感じる事で原爆の悲惨さや被爆者の気持ちをダイレクトに受け止められるのではないかと思います。私は1度も広島、長崎に行ったことがないので、今回の報告を聞いて、原爆の与える影響や被爆の恐ろしさをより詳しく鮮明に知ることができ、勉強になりました。中学生の皆さんが感じたものを、私も実際に現地に赴いて、見て、感じなければならないというように感じました。(篠原真緒さん) 

原爆の被害に遭い何もかもなくなってしまったにも関わらず、原爆の3日後には電車が通り、生活を立て直そうとした当時の人々は凄いなと思いました。
平和の集いは戦争を経験していない人たちには過去を知ることの出来る良い機会だと思います。過去なんて知りたくない、どうでもいいではなく私たちは過去を知り繰り返さないようにしていく役目がある。朝起きて、三食食べて、学校に行き、友達と話してというのが当たり前のことではないのだと改めて思い毎日を大切に生きようと思いました。
現代はまだ平和とは言えない。世界に目を向けると戦争や紛争に苦しんでいる人々がいる。自分だけが楽しく生きて行ければ良いではなく、支えていくことができたら、争いで亡くなる人がいなくなればと思います。(安蒜菜々子さん) 

今回の平和の集いに参加して自分が感じたことは、戦争の体験を後世に伝えて行くことの大切さや難しさです。戦争を経験している世代の人が高齢者になり、後世に伝えて行くのが難しい、さらに今戦争というものが北朝鮮の問題などにより数年前よりリアルに感じる。戦争というものは近くに来ているのに、悲惨さを伝えることは難しくなってきているのだと今回の平和の集いに参加して感じることができました。(初山友一さん) 

私は今回、この平和の集いに参加して、中学生の方々の話を聞き、また演劇を観て戦争というものがどれだけ悲惨で恐ろしいことかということについて改めて考えさせられました。私は広島には一度も行ったことがありませんが、中学生の方々の派遣報告を聞き、広島に行き自分の目で戦争がどれほどのことだったのか知る必要があると思いました。
戦争がこの日本で起きたということは絶対に忘れてはいけないし、このようなことが起きたということを次の世代に伝えていかなければならないと思いました。これからもこの平和の集いを続け、多くの人たちに伝えて欲しいと思いました。今回平和の集いに参加してよかったです。(村上美唯奈さん) 

私はこれまで平和といえば高校時代に習った戦争のことが真っ先に浮かび、特攻隊やひめゆり学徒隊などある意味有名な出来事しか知りませんでした。しかし今回演劇や広島に行った中学生からの報告を聞いたことで有名なこと以外に個人個人で様々なドラマがあることを再認識することが出来ました。いま私たちは「平和」といえる世の中に暮らしていると思います、しかしどこか一つボタンの掛け違いが起こるだけで一気に平和ではなくなります。この「平和」な状況に暮らす私たちは改めて平和の尊さを胸に刻み込むとともにこの「平和」という財産を次の世代に受け継いでいく責任を感じました。(山口瑞生さん) 

  中央学院大学法学部「平和学」の「広島・長崎講座」認定については、以下のサイトをご覧ください。