2017年8月2日

今年は、広島平和記念式典に市内中学生12名が派遣されます


派遣中学生と星野市長、倉部教育長
  我孫子市では、2005年(戦後60周年)から、平和事業の一環として、毎年8月に、広島市平和記念式典または長崎市平和祈念式典に、市内の中学生を代表団として派遣しています。昨年までに既に100名余の中学生が広島・長崎に派遣されています。 

今年は、8月5日から7日までの日程で、12名の中学生が広島に派遣されます。
派遣期間中、12名の中学生は、広島の中学生・高校生ボランティアが企画・運営する「8月5日平和事業」に参加するほか、広島平和記念資料館、原爆死没者追悼祈念館などを見学、86日には広島平和記念式典に参列します。その後、我孫子市民の皆さんが折ってくださった千羽鶴を原爆の子の像に奉納し、爆心地に近い袋町小学校と本川小学校の平和記念資料館を見学する予定となっています。

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先輩からのアドバイスを受ける中学生たち
728()、今夏広島に派遣される中学生たちが我孫子市教育委員会に集合して事前学習会を行いました。学習会では、まず、派遣日程の説明を受けた後、派遣団長、副団長を決め、派遣中班行動のグループ分け、宿泊先での部屋割りなどを互いに相談しながら決めました。
その後、かつての派遣中学生で現在は大学生としてリレー講座の講師などもつとめている先輩から、広島を訪問するに向けてのアドバイスを受け、我孫子市被爆者の会の会長である宮田将則さんからは、訪問する広島の街のことや、我孫子市の手賀沼公園にある平和を祈念するモニュメント等と広島との関わりなどのお話を伺いました。
宮田さんのお話を聞く中学生たち
事前学習会後には、中学生とともに広島を訪問される星野我孫子市長、倉部教育長を表敬。市長からは、「広島訪問中はたいへん暑くなります。健康に注意しながら、自分自身でよく見て、よく聴いて、感じたこと、考えたことについてたくさん話し合いましょう」との言葉をいただきました。

広島に派遣される中学生たちによる派遣報告会は、12月3()にけやきプラザふれあいホールで開催されます。派遣報告会に、ご期待ください。

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