2017年8月12日

広島中学生派遣レポート


広島への中学生派遣(85日~7)の様子を、引率者として同行した我孫子市平和事業推進市民会議の寺原正一郎さん(中央学院大学3年生)がレポートしてくれました。以下にご紹介します。
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原爆ドーム前で星野市長、倉部教育長と
私は、2017年度広島派遣中学生の引率者として85日から7日まで参加させて頂きました。私は、小学生の頃、広島に3年間住んでいたので、10年ぶりに思い出の地に行けると最初は軽い気持ちでいました。
ところが、現地に到着するやいなや、広島の中学・高校生がボランティアとして同世代から説明を受け、一生懸命メモをとる様子や、広島平和記念資料館の見学の際には、見て、感じた事を整理する中学生の姿を見て、派遣中学生達の学ぶ意欲の高さに圧倒されました。


被爆体験講話を聴く
私が中学生達と随行して驚いた事は、広島の若い世代の人たちが、原爆ドーム前でボランティアとして県外からきた団体や外国人に広島の原爆の事を説明している姿でした。私が広島に住んでいた当時は小学生という事もあって、ボランティアとしてこういう取り組みがある事は知りませんでした。広島の若い世代の人たちが原爆の恐ろしさや平和の尊さについて伝える姿を見て、広島に縁がある私も我孫子の地で伝えていかなければと勇気を頂きました。

本川小学校で
そして、多くの外国人が広島の地に足を運んでくれている事に日本人として素直に嬉しかったです。自国の事のみならず、他国の歴史を勉強する事が平和に繋がります。
私も含め、中学生達も今後生涯をかけて歴史を勉強して行って欲しいと思います。 

12月に広島派遣中学生がけやきプラザで市民の前で感じたことをご報告します。是非、足を運んでみて下さい。 

拙い文章でしたが、最後までお読み下さりありがとうございました。
 
我孫子市平和事業推進市民会議委員 寺原正一郎

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