2017年8月28日

我孫子市 被爆72周年平和祈念式典と「リレー講座の紹介」が開催されました

平和記念碑(手賀沼公園)
  812日、我孫子市の被爆72周年平和祈念式典が、手賀沼公園平和記念碑前で開催されました。
式典は、詩「ピカドン」朗読、黙祷から始まり、我孫子市原爆被爆者の会会長、星野我孫子市長による式辞などの後、今夏広島に派遣された中学生12名の団長をつとめた服部瑠佳くん(布佐中学校2年)から、広島派遣の報告がありました。服部君は、広島での平和記念式典参列、記念資料館見学、被爆者の方の体験講話などを通して多くを学んだということを報告し、これからは派遣中学生の仲間たちとともに派遣で学んだこと、考えたことを、若い世代に伝えていきたいと抱負を述べてくれました。
派遣中学生の報告
式典は、参列者全員による我孫子市平和都市宣言の読上げと献花をもって終了しました。 

式典終了後には、場所をアビスタ1階ホールに移して、歴代派遣中学生が一昨年より取り組んでいるリレー講座の紹介が行われました。
リレー講座が始まった経緯などの紹介、リレー講座講師が小学生向けに行っているリレー講座の模様を実演してくれた後、リレー講座講師たち(派遣中学生OBOG)が一人ひとり、リレー講座に取り組む想いを語ってくれました。

派遣中学生OBOG
続いて、ちょうどこのリレー講座が始まった一昨年に小学校6年生で、初年度のリレー講座を受講した今夏の派遣中学生たちが、受講した立場から、リレー講座への想いを自分たちの言葉で話してくれました。
最後には、リレー講座開始当初より派遣中学生OBOGとともにリレー講座を企画、講師たちにアドバイス、見守ってこられた的山ケイ子さんより、派遣中学生が支えるリレー講座への想いを語っていただきました。的山さんは、ご自身、長崎で胎内被爆された被爆者でいらっしゃいます。

被爆者である的山さん、かつて広島・長崎を訪問し、今はリレー講座を通して小学生たちに原爆や平和について伝えている派遣中学生OBOG、そしてこの夏、広島に派遣されてきた中学生たち。
我孫子で、平和への願いが確かに世代から世代へとリレーされていることを実感できる「リレー講座の紹介」となりました。

平和祈念式典と「リレー講座の紹介」の模様を、動画でご紹介します。
ぜひ、ご覧になってください。 

■平和祈念式典
 
■「リレー講座の紹介」

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