2019年9月1日

【2019年長崎平和祈念式典】中学生派遣引率レポート

 私は、2019年度長崎派遣中学生の引率者として88日から10日まで参加させていただきました。私自身、長崎を訪れるのは今回が初めてでしたので、私も沢山のことを吸収出来たら良いなと考えていました。 

88日 出発式(けやきプラザ前)
 現地に着くとすぐに活動が始まりました。長崎市青少年ピースボランティアの高校生や大学生が中心となって被爆の実情や平和の尊さを学ぶ、青少年ピースフォーラムの活動です。 長崎の暑さで沢山の汗を流しながらも、自らの足で被爆した場所に行き、自らの目で見て学ぶ。まさにこれ以上はない素晴らしいフィールドワークの形でした。そんな中学生のより多くを学ぼう、知ろうとする姿勢にとても圧倒されました。
 
88日 フィールドワーク

2日目には平和祈念式典や原爆資料館を訪れました。式典の前には参列されている方にインタビューをする活動がありました。インタビューでは中学生の皆は臆することなく、若い人からお年寄り、そして外国の方にも自分たちの言葉でお話を聞けていたのでとても立派でした。この2日目に経験したことは原爆というものをより肌で感じることが出来るものばかりで中学生達も私自身の意識が大きく変わった1日だったと思います。


89日 平和祈念式典 


89日 式典参加者へのインタビュー(平和公園)
  今回の長崎派遣に参加するに当たって出会った12人の中学生は、初めて長い時間をともに過ごす事もあり、お互い緊張していることがとても伝わってきました。しかし、様々な活動を一緒にやり遂げていく中で、お互いに打ち解け合い、中学生らしい無邪気な表情も増えていきました。この素晴らしい3日間を一緒に過ごせた12人の仲間の存在も一生涯の宝物になると思います。

89日 原爆資料館

  この3日間の長崎派遣で本当に沢山のこと学び、沢山のことを考えさせられました。原爆の悲惨さや今もなお続く被爆者の苦しみを痛感し、平和とは何かも改めて考えさせられ、平和の捉え方が広がったようにも感じました。そして、被爆者の方々の高齢化も進んでいる今、次の世代に伝える役目は私達だと思います。この原爆の実情、平和の尊さについて沢山の若い世代の人たちに知って欲しい、関心を持って欲しいと思います。
 
  121日けやきプラザで行われる「平和の集い」で長崎派遣中学生が今回の長崎派遣で感じたことをご報告します。是非足を運んでみてください。 

青少年ピースフォーラムに集まった仲間たち
 拙い文章でありましたが、最後までお読み下さりありがとうございました。

(我孫子市平和事業推進市民会議委員 大兼夏美)

2019年8月5日

【ご案内】被爆74周年平和祈念式典・手賀沼とうろう流し

本年は、以下の通り、「平和祈念式典」と「手賀沼とうろう流し」を実施します。
 
■平和祈念式典
  ~ 我孫子市から、「平和」を一緒に祈りましょう
 ・日  時:令和元年818() 9301030
 ・場  所:手賀沼公園内「平和の記念碑」前
 ・内  容:長崎派遣中学生の報告、黙祷、献花 等
 
 
■手賀沼とうろう流し
  ~ 平和への願いを込めた灯ろうを夕闇の手賀沼に流します
 ・日  時:令和元年818() 1815頃~
 ・場  所:手賀沼公園内「平和の記念碑」付近

  また以下の期間、「原爆写真と平和祈念の折り鶴」展を開催します。あわせてぜひご覧ください。

■「原爆写真と平和祈念の折り鶴」展
  ・開 催 日:令和元年86()819()
  ・会  場:生涯学習センター アビスタ1階ストリート  

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 手賀沼公園には、平和を祈念するモニュメントが多くあります。平和祈念式典においでくださった折りに、これらのモニュメントをご覧いただければ幸いです。

  u 平和記念碑
  u 平和の灯
  u 被爆アオギリⅡ世、被爆クスノキⅡ世
  u 禎子鶴
  u 陽光桜

   モニュメントの名前をクリックすると、それぞれのモニュメントに関する本ブログの記事が開きます。

2019年8月2日

今年は、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に市内中学生12名が派遣されます

 我孫子市では、2005年(戦後60年)から、平和事業の一環として、毎年8月に広島市平和記念式典または長崎市平和祈念式典に、市内の中学生を代表団として派遣しています。昨年までにのべ132名の中学生が広島・長崎に派遣されています
 
 今年は3年に1度の長崎市への派遣の年にあたり、88日から10日までの日程で、12名の中学生が派遣されます。長崎原爆犠牲者慰霊祈念式典への参列、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館や長崎原爆資料館などの施設見学をします。8日、9日に開催の「青少年ピースフォーラム」に参加し、被爆体験講話、被爆建物等のフィールドワーク、室内での平和学習を通して、長崎の方々や各地からの参加者と共に学び合う機会が持たれます。我孫子市の皆さまが祈りを込めて折ってくださった千羽鶴も奉納します。

 725日(木)、長崎に派遣される12名の中学生が我孫子市教育委員会で行われた「事前学習会」に参加しました。派遣の目的や日程の説明を受けた後、派遣団長、副団長を決め、団長のリーダーシップのもと皆で意見交換をしながら派遣中のグループ分けをしました。

 その後、派遣経験者の高校生から体験談やアドバイスを聞きました。大切にしたいのは、現地での第一印象、仲間と共に考えること、体験を伝えること、という貴重な意見や、暑さ対策もしっかりとなど具体的な話がありました。そして我孫子市原爆被爆者の会の的山ケイ子さんから、被爆されたいきさつや、的山さんが育った地で今回の訪問先の長崎歴史文化博物館付近の被爆当時の様子を伺いました。


派遣中学生OBOGからのアドバイスに耳を傾ける中学生たち
的山ケイ子さんのお話を聴く
 
  事前学習会後に、派遣に同行される星野我孫子市長、倉部教育長と意見交換の時間がありました。市長から「派遣を通して、何を思ったか、今の幸せは、健康は心と身体だが社会の健康は、などについて考えて欲しい。また、長崎は歴史上様々な事柄を学べるところでもある。派遣中に皆さんと話をする機会があるので派遣で感じたことなどたくさん話し合いましょう」とのお話をお聞きしました。
 

星野市長・倉部教育長とともに
  長崎に派遣される中学生の派遣報告会は121日(日)に、けやきふれあいプラザホールで開催されます。派遣報告会に、ご期待ください。

2019年7月23日

今年も、多くの折り鶴が集まりました

 今年も、我孫子市民の皆さまから、核兵器廃絶の願いが込められた多くの折り鶴が寄せられました。

713日、折り鶴に糸を通して束にまとめる作業をしました。この日は、我孫子市平和事業推進市民会議メンバーと我孫子市職員との計数名で作業にあたりました。

一羽一羽に平和への願いが込められた折り鶴、その願いを糸で繋いでいくと、色鮮やかなひときわ美しい錦織(にしきおり)となります。

 
 
 今年は、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に派遣される市内中学生12名が、この折り鶴を長崎平和公園で奉納します。

折り鶴の一部は、86日から19日までの間、原爆写真とともに、アビスタにおいて展示されます。アビスタお立ち寄りの際には、是非ご覧ください。


2019年7月7日

2019年度我孫子市平和事業推進市民会議の活動が始まりました

 今年度も、我孫子市平和事業推進市民会議の活動がスタートしました。 本市民会議は、平成207月施行「我孫子市平和事業推進条例」に基づいて設置されている会議で、公募市民、我孫子市内の市民団体に属する者、市内大学在学生、市内在住高校生などのメンバーが、我孫子市長からの委嘱を受けて構成しています。 2019年度も14名が市長からの委嘱を受け、6月末までに二回の会合を行いました。

今年度は、以下のような平和事業への取組みを計画しています。
 s  86日~19日 原爆写真・折り鶴展(アビスタ)
 s  88日~10 長崎への中学生派遣
 s  818()     平和祈念式典(手賀沼公園)
 s  121()     平和の集い ~我孫子から平和を願う~
         (派遣中学生発表会)
 s  6月~2          広島・長崎派遣中学生によるリレー講座
 s  その他、本ブログを通しての平和事業の紹介発信など

2019年度我孫子市平和事業推進市民会議メンバー

我孫子市平和事業推進市民会議は、多くの市民の皆さんのご協力のもとに、核兵器廃絶と平和な世界の到来のための活動を進めてまいります。

我孫子市平和事業推進市民会議については、我孫子市HPの以下ページをご参照ください。

2019年3月7日

【ご案内】ICAN 川崎哲さん講演会

2017年のノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン (ICAN)の国際運営委員を務める川崎哲さんの講演会が、54()、我孫子で開催されます。 

  ◆日 時 : 54(土・祝) 14001600
  ◆会 場 : けやきプラザふれあいホール
  ◆資料代 : 一般500円(大学生以下無料)
  ◆主 催 : 憲法を考える市民の集い実行委員会
  ◆後 援 : 我孫子市  

20177月、国連で122か国・地域の賛成多数により核兵器禁止条約が採択される一方で、米露間の中距離核戦力(INF)全廃条約が失効しようとしている今、多くの方々とともに、川崎哲さんのご講演に耳を傾けたいと思います。

2019年1月10日

[平和の集い]パネルディスカッション登壇者4名による参加レポート

201812月2日開催【平和の集い ~我孫子から平和を願う】のパネルディスカッションで登壇して頂いた中央学院大学の学生と歴代派遣中学生OB・OGの学生合計4名の皆さんが、平和の集い参加の感想をレポートしてくれました。

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 ■金井巽都さん (中央学院大学3年)

 「平和にも、色々な考えがある。」 私が平和の集いに参加することで、思ったことです。世界には、様々な問題があります。核問題、難民・移民問題、貧困問題など本当に多くの問題が山積しています。その問題の全てにはっきりとした答えが存在するのでしょうか。社会問題の多くは、立場によって、答えが変わります。自分だけでなく、相手の立場も考えることが大事なのだと気づかされました。また、中学生や高校生の話を聞くたびに私も、中学生や高校生の時に平和の集いのことを知っていたら、もっと前から平和に対する行動を起こすことが出来たのではないのかなと思い、後悔します。まずは、何事も知ることからだと思います。現在の世界に不安を覚えている方、歴史を知りたい方、自分の視野を広げたい方、平和の集いに参加してみることによって視野も広がり、平和への一歩を踏み出せるので、ひとりでも多くの人が参加してみてほしいと思います。 

 ■大兼夏美さん (中央学院大学2年)

今回、私は我孫子市の平和の集いに初めて参加させていただきました。中学生の広島派遣の話、私が参加した平和のパネルディスカッションなど、戦争の悲惨さ、今、世界で起きている紛争、難民など様々な視点から平和について改めて考えるとても良い機会となりました。そして、今回感じた平和への思いを次の世代にも伝えていくことが必要だということも強く感じました。そして、若い世代の私たちには一体、何が出来るのか考える機会にもなり、まずは「平和」について関心を持つことからだと思いました。今あるこの平和な日常が当たり前でないこと、戦争だけではなく、今は様々なところで平和を脅かす存在があることを再認識、そしてそれを若い世代の私たちが発信することが今後大事になってくると思います。私自身もまた平和についての活動に携わっていきたいです。

■川合瑞希さん (平成24年度 派遣中学生)

約四年ぶりの、川久保先生とのパネルディスカッションでした。初めて長崎に行ったのは中学2年の時。随分と前のことのように思います。今、大学2年となった今もこうして我孫子市平和事業に携っていることを、本当に誇りに思います。私は今回のパネルディスカッションを迎えるにあたり、私を含む若者達が戦争について考える機会が減っていることに警鐘を鳴らそうと思いました。大学に通っても、戦争のことについて学ぶ機会はほとんどありません。歴史というものは否応無しに時が経てば風化してしまいます。そのため、今後私たちの世代がもっと多くの人に平和について考えを巡らせ、歴史を伝えていく機会が重要だと思います。私は夏休みに、一人で青春18切符を片手に旅に出ました。その途中、広島に寄り原爆ドーム、平和資料館を観てきました。そこで多くの外国人が広島を訪れていることを目の当たりにしました。世界の多くの人が平和についての関心を抱いているのです。もっと日本は世界に核兵器の悲惨さをもっと伝えていくべきであり、行動に移さなくてはならないという思いになりました。
1人の力は少ないですが、これからもリレー講座を始めとする地道な活動を続け、少しでも多くの人に戦争や核兵器、そして平和について伝えていきたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。 

 ■早坂弘宇さん (平成28年度 派遣中学生)

 今回初めてパネルディスカッションに参加させていただきました。川久保先生や大学生の皆さん、そして、ご来場してくださった皆さんの前で自分の考えを述べることは、初めてで、とても緊張しました。しかし、パネルトークの中でサポートしていただいたことで、自分の考えはもちろん、大学生の方々の考えも自分なりに解釈してから発言することが出来ました。そして、会場の皆さんと平和な世界、平和な社会にするためにはどうしたら良いのかを考え、共有し、理解を深めることが出来たと思います。このパネルディスカッションは僕にとって貴重な経験となりました。また、一人で考えるよりも、多くの人と考えを共有することの大切さも感じることが出来ました。これから、平和な社会に少しでも近づいていくために、自分や周りの人と協力してできることを考え、我孫子市の平和事業やリレー講座など、身近なところから取り組める活動にも参加していきたいです。

 

2018年12月19日

12月2日、「平和の集い」が開催されました

 122()、けやきプラザふれあいホールで「平和の集い 〜我孫子から平和を願う〜」が開催されました。今年は、中央学院大学法学部「平和学」の川久保教授にもご講演いただき、たいへん内容の濃い集いとなりました。 

【第1部】 広島派遣中学生の報告
 今年8月に広島市を訪問し、平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)に参列した市内中学生12名による報告。派遣中学生 たちは、毎年とても頼もしい報告を聞かせてくれます。若い世代を先頭に皆が核兵器のない平和な世界を願うならば、きっとその願いはかなうに違いないと、たいへん励まされます。今年の派遣中学生も、力強い「わたしたちの平和宣言」をしてくれました。
https://drive.google.com/file/d/1G8MthbNr0VHpYKLcpGcZd3zWZGqwxCIB/view?usp=sharing
広島派遣中学生の報告
(クリックして動画をご覧になれます)
「わたしたちの平和宣言」を発表する派遣中学生
【第2部】 中央学院大学「平和学」川久保教授による講演・パネルディスカッション
 中央学院大学法学部の川久保文紀教授は、ご講演の中で、「平和学の父」と言われるノルウェーのヨハン・ガルトゥング博士による「積極的平和(戦争の原因となる構造的暴力のない状態)」の提唱から、国連高等弁務官であった緒方貞子氏による「人間の安全保障」の取組みまで、「平和学」の歴史と概要を紹介くださいました。
 パネルディスカッションでは、中央学院大学生と、我孫子市の派遣中学生OBOGの高校生・大学生、あわせて4名が、私たちが生きるこの世界にどんな関心を抱き、どのような取組みをしていきたいのかを語ってくれました。 


https://drive.google.com/file/d/1C0LLbv5pPXdHgazIpxTzxrdq0l9yEofM/view?usp=sharing
川久保教授講演
(クリックして動画をご覧になれます)
https://drive.google.com/file/d/1x0rQ-QPfVhqWWa30KAVh0hFTtoRk1Ckp/view?usp=sharing
パネルディスカッション
(クリックして動画をご覧になれます)
【第3部】我孫子中学校演劇部「長袖の夏
 「夏でも長袖のブラウス」という校則に疑問を持った女子生徒たちが、「長袖のブラウス」を通して原爆が人の心に刻みつけた苦しみを学んでいく、という劇を、我孫子中学校演劇部の皆さんが演じてくれました。
我孫子中学校演劇部「長袖の夏」

2018年12月16日

【絵本の紹介】シュモーおじさん

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  書 名 シュモーおじさん
  制 作 シュモ-に学ぶ会
  編 集 とがわ こういちろう
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   このフロイド・シュモー氏はアメリカ合衆国の著作家で、平和活動者でした。今から73年前に太平洋戦争が終戦し、現在では日本とアメリカは日米同盟により固く結ばれています。フロイド・シュモー氏は広島に原爆投下され、“アメリカ国民の一人として広島に何か出来ることはないか”と考え、広島に家屋を建設しました。家屋建設に取り掛かる際も当時の日本人はアメリカに対して当然よく思っておりませんでしたが、フロイド・シュモー氏は1948年から始めた家屋建設は、1952年には21戸建設されました。一人のアメリカ人が広島の為に、最初は一人で家屋建設し、徐々に仲間を誘い、日本人のボランティアも家屋建設に参加するようになりました。

フロイド・シュモー
現在では、シュモー氏が建てた家屋は1戸しか残っておらず、2012年に広島平和記念資料館の付属展示施設である『シュモーハウス』として保存されています。 この作品は、シュモーに学ぶ会が制作し、発刊しています。73年前に広島に原子爆弾が投下されたことを遠い昔のことにしてしまいつつある現代に、広島には、沢山の大切な場所や被爆者の為に尽力して下さった人がいることを伝えたいと本で紹介しています。
この作品は、小さい子どもたちにお母さんとお父さんと一緒に読んで欲しいと強く感じます。73年前に何が起きたのかは勿論、きっかけはどうであれ平和について考える時間を一人ひとりが持って欲しいと感じます。

拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
(我孫子市平和事業推進市民会議委員 寺原 正一郎) 
 
   フロイド・シュモー氏については、以下の記事もご参照ください。 
           朝日新聞(2016年6月15日):シュモーさん功績 絵本で次世代へ

2018年11月19日

【ご案内】2018年 平和の集い

 122()に、【平和の集い】を開催します。
 今年は、派遣中学生報告、我孫子中学校演劇のほか、中央学院大学平和学講座の川久保教授による講演・パネルディスカッションをプログラムに加えて、開催します。
 広島・長崎への中学生派遣、市内小学校でのリレー講座、そして大学生が学ぶ平和学。
 我孫子から平和を願うこの集いに、多くの市民の皆さんがご来場くださいますよう、お待ち申し上げております。 

■日時:122() 1300(開場 1230)1630
■会場:けやきプラザ2階 ふれあいホール(入場無料)
    (JR我孫子駅南口から徒歩3分)
■プログラム
 【第1部】広島派遣中学生による報告
 【第2部】中央学院大学「平和学」川久保教授による
       講演・パネルディスカッション
 【第3部】我孫子中学校演劇部による劇『長袖の夏』

https://drive.google.com/file/d/0B63FzjF8R__9QnV6UXRzZ1NiWjQ/view
平和の集いチラシ
(クリックで、表裏両面を閲覧)

 また以下の通り、関連展示として【平和の集い展】を開催します。 ギャラリー2では、広島平和記念資料館から「原爆の絵」(複製)を借用して展示します。この絵は、原爆の恐ろしさ、平和の尊さを次世代に伝えようと、高校生が被爆体験証言者から実際に聴いた原爆投下当時の惨状を描いたものです。ご覧いただき、平和の大切さを考えるきっかけとなれば幸いです。
 

 ■展示期間:1121() 122()
 ■展示会場:アビシルベ
       けやきプラザギャラリー1・2
         (9時~19時 ※ 最終日は17時まで)


2018年9月14日

【ご案内】 いしぶみコンサート

  811日手賀沼公園での平和祈念式典後に映画『いしぶみ』を上演しましたところ、我孫子市民の方から、同じ「広島二中全滅の記録」の朗読と合唱のイベントがあることをお知らせいただきましたので、このブログで広くご案内させていただくこととしました。

■第三回 合唱と朗読による いしぶみコンサート
 ・日時 : 2018930() 14時開演
 ・場所 : 日暮里サニーホール
 ・主催 : 広島県立広島観音高等学校音楽部OB合唱団 東京支部
   詳細については、以下のチラシをご参照願います。
クリックして、拡大表示できます

主催に名前のある広島観音高等学校というのは、旧広島二中のことです。
このコンサートをお知らせくださった方は、広島にゆかりのある方々が東京でも地道に活動しておられることを、多くの方に知っていただければ・・・と言葉を添えておられました。
 ご関心のある方は、ぜひいらしてみてください。

2018年9月8日

広島中学生派遣引率レポート

 こんにちは。我孫子市平和事業推進市民会議の小谷典子です。 平成24年度に派遣中学生として長崎に行かせていただいた後、今年の派遣中学生の引率として今回広島に行かせていただきました。 派遣の様子をレポートしましたので、お読みいただけると幸いです! (※思い入れが非常にあるために忘れる前に記そうと必死に書きましたら長文になってしまいました。)
1日目 85
 朝早くからけやきプラザ前に12名が集まり、今年の派遣団の赤いキャップが配られ、団長が派遣に行く抱負を述べてご家族、学校の先生方、市の企画課や平和事業に関わる皆さんにお見送りいただきながら出発しました。
出発式(けやきプラザ前)
  新幹線に乗る東京駅に向かうまでの電車の中で、既に仲良くなった中学生達は楽しげに学校や部活の事などを話していました。  東京駅から広島駅に向かう新幹線に乗るまでの間、日本全国から広島に行く小・中学生さんでホームが大賑わいで、全国で平和学習が重要視されている事を感じました。 東京駅から4時間ほどかけて広島駅に着くのですが、その間も2日目のインタビューの内容を考え、勤勉な様子でした。また、我孫子からご同行された方から折り紙の両面を利用する折り鶴の作り方を教わり、頭をフル回転して折っていました。  13:35、ようやく広島に着き心が躍るなか、中学生達は駅の目の前の路面電車に興味津々の様子でした。🚉📸 
 その路面電車で広島平和記念公園の見学へ向かいました。路面電車から見える道路に敷かれたレール、市内を流れる川をいくつも超える光景に本当に広島に来たんだと実感がわきました。 広島平和記念公園ではガイドさんのお話を聞きながら、原爆ドームをはじめ公園内に点在する沢山の碑について実際に見て触れて見学をしました。私が強く印象に残っている事は、広島平和記念公園の記念の字は、この場合よく祈念という表記になるのですが、祈りの字をあえて記すの表記にする事で、後世に残すという意味があるというお話でした。 また、手賀沼のほとりにアオギリの木がありますが、その親木の被爆アオギリも見る事が出来ました。🌿(是非皆さん手賀沼公園に行ってみてください‼ )
 2時間の外の見学を終え、休憩し、とうとう広島平和記念資料館の見学に入りました。原爆が落とされる前と後が分かりやすく映像で表現されたブースから、原子爆弾の歴史、被害にあった方々の衣服や生活用品、広島がどんな街だったかなどの展示を、国を超え様々な方々が真剣な表情で展示物を見ていました。私は、原子爆弾の被害が一目で分かる展示物の数々に心が潰されそうになり、どうしようもない過去の事実にやり切れなさと絶望感をいたく感じました。
 この絶望感は忘れちゃいけないものだと考えながらも、資料館からホテルに向かう間もどこか苦しさが続きました。
 市長さんとは夕ご飯のお食事屋さんで合流し、この日甲子園に出場した我孫子が地元、中央学院高校の試合のお話や元気な中学生の様子にとても盛り上がりました。

■2日目 86
 とうとう式典当日になり朝早くから平和記念公園に向かい、参列をしようとしたところ、溢れんばかりの人、人、人に驚きました。
 前日から公園敷地内には国内外からの観光や見学の方々から、アーティストやお経を唱えるお坊さん、様々な思想の方々もいらしていましたが当日はもっと増え、警備やマスコミもバッチリ配置され、世界が注目している事だと改めて感じました。
 式典のなか、広島市長や安倍内閣総理大臣などのお話を聞きながら、中学生の頃よりも発言の意味や難しさがわかるようになり、これから核に対して日本はどのような体勢で、行動をしていくのだろうかと考えるようになりました。今回派遣された中学生達が今の私の様に20歳ぐらいになったら核に対しての認識がどのような社会で、どのような考えを持っているのでしょうね。
 参列が終わると、原爆の子の像で我孫子の千羽鶴を奉納し、平和記念公園内の海外からの観光客にインタビューをしました。積極的に話しかけていたら地元広島の高校生に話しかけられたりして、交流が生まれていました。 
「原爆の子の像」前
 昼食は広島名物の広島風お好み焼きでした! 初めていただいた広島風お好み焼き、麺の存在がしっかり活きていて、私が今まで食べてきたお好み焼きと完全に違うもので、お好み焼きってなんだっけ…⁇と混乱するほど美味しかったです。 また、式典最中に嵐の櫻井翔君を見たという派遣中学生のお話で盛り上がりました😊
 盛り上がった昼食の後、広島国際展示場で広島市基町高校の創造表現コースの方々が描いた原爆や平和をモチーフにした作品や、被爆者の方から当時のお話を聞きながらその場面を描写したものなど、地元ならではの取り組みの作品が公開されていました。作品から伝わる当時の熱さ・痛さ・人々の受けた衝撃に息が詰まる思いでした。
 そのあと、被爆者の方の体験講話を拝聴しました。工場が崩れ、その瓦礫の隙間から友達と文字通り必死に這い出て、痛む身体に鞭打って動けない友達を担架で運ぶ間、亡くなり倒れた人々の合間を縫って裸足で走ると、倒れた人の皮膚が足に張り付くという話に、こんな事がこの世であっていいものかと衝撃を感じました。また、今生きている事を、自分のものでも他人のものでも命を第一にしてほしいというお話に、戦時中と現代では生活が一変し、人間関係や考え方も変わるなか、それでも大切にしなきゃいけないものとして心に留めておかなくてはいけないなと感じました。
被爆体験講話

 この後、爆心地から1番近い人小学校で、奇跡的に鉄筋コンクリートだった校舎が残った本川小学校平和資料館に向かいました。現在、耐震基準に則り残っている校舎が補強され、平和資料館となっています。 当時は新しい校舎で西洋を取り入れたお洒落な窓枠などが今でも残されていますが、学校の配電盤が焼け焦げ、黒くなった壁には元気な子どもの姿はとても想像できないものでした。お話で、戦争で夏休みにまだ入っておらず、当たり前の様に学校に来ていた子どもは殆ど亡くなり、86日は奇跡的に無傷でいた児童も高濃度の放射能で苦しんだ後に亡くなった事を聞き、沢山の子ども、親御さん、家族の人な悲しみに暮れた事がよくよく感じ取れました。
 その後に夕ご飯のお弁当をいただき、どこまでも体力がある中学生がおかわりをもらう姿に微笑ましく思いながら、灯籠流しの灯籠にメッセージを書き、元安川に向かいました。

 元安川と本川は、平和記念公園を型どる形で公園の両脇を流れています。そして、元安川と本川が本流から別れるT字の橋が、原爆落下の標的になった相生橋になるのです。
灯籠流し
 元安川に向かうと朝に劣らぬ人の多さに驚きましたが、灯籠流しは平和の象徴の1つとして、祈りの行為が観光になっている様子が印象的でした。中学生達はなかなか自分達の灯籠が川の中央に流れず心配そうな様子でしたが、橋の上から見た時にとても綺麗な灯籠の流れに様々な角度や向きからカメラを構えていました。  前日から見学したり原爆の話を聞きながらずっと歩き、体力的にも精神的にも疲れているであろうなか、ホテルで反省会もしっかりし2日目が終了しました。
 
■3日目  87
 前日の夜の某ニュース番組で櫻井君広島から中継やってた!しかも式典中の映像の後ろに私達映っていたんですよ‼‼と朝から楽しいお話を聞きました。
 最終日は袋町小学校、広島城を見学し我孫子に帰るという日程でした。
 袋町小学校は西校舎が本川小学校と同じように鉄筋コンクリート造りの校舎で、当時の校舎が資料館として保存されています。
 この資料館の特徴は、この校舎自体に書き残された、当時の子どもを探す親御さんの直筆の伝言や先生の伝言などが壁や柱に残されているというものです。地名や文字・文の表記に時代を感じますが、「どうか自分の子どもが見つかりますように。誰か何でもいいから情報をください」という強い悲痛な願いが今でも息づいているように感じました。
壁に残された伝言(袋町小学校)
 続いて訪れた広島城は、広島がどの様な歴史を経てきたのかという資料展示から、お姫様・殿様・武将の格好が出来るブース(勿論着用していました👍)、本物の兜・甲冑・刀剣など様々な武具まで展示されていてとても見応えのある本丸を見学し、天守閣からは緑豊かな街並みや、お堀の鯉(広島カープの由来らしいです🎏)、前日作品を拝見した基町高校が見えたり(ガラス張りで近代的な駅みたいなつくりな県立高‼)と、広島らしいゆとりある近代的な街並みが一望できました。また、本丸の下頑張ってインタビューをする中学生達が見えました😊お城を出て様子を見ると、反省会で市長・教育長からのご助言によりインタビューも広島城に合わせ、前日の内容と変えて話をするなど工夫していました。
 時間ギリギリまで勇気を出してインタビューし、女子は魔貫光殺砲の写真を撮ったあと教育長からアイスを🍦みんなでいただきました。(実は3日間休憩の度にご馳走になってしまいました…)


 暑さを美味しく凌いだあと、広島駅に向かいお土産やお昼を探し、新幹線に乗りました。
 女子男子とそれぞれ席を向かい合わせにし楽しげにしていました。側から見ていて、日を追うごとにもう何も仲間として気負うものがないと言わんばかりの仲の良さに成長しました。多分、ここまで読んでくださった方ならそれは分かると思います。
 我孫子駅につき、けやきプラザ一階には派遣中学生のご家族や市の企画課さんなど、この派遣事業に関わった皆さんが待ってくださっていました。団長がここ1番の挨拶をした後も、みんな仲良くってなかなか帰らないという具合に本当にあったかい雰囲気で3日間の任務を遂行しました。

◆ 

 私の実体験として、派遣中学生の仲間はこれからリレー講座や平和事業で顔を合わせ、発表をしていく中でお互いの良さがもっと分かると思います。この3日間で学んで感じた事、大切にできるメンバーだと思います。是非これからリレー講座や平和事業でそれぞれの表現で力を貸してくれたら嬉しいです 私も今年は大切な、素敵な夏になりました!
 大変な長文、お読みいただき有難うございました‼‼

原爆ドーム前で