2019年1月10日

[平和の集い]パネルディスカッション登壇者4名による参加レポート

201812月2日開催【平和の集い ~我孫子から平和を願う】のパネルディスカッションで登壇して頂いた中央学院大学の学生と歴代派遣中学生OB・OGの学生合計4名の皆さんが、平和の集い参加の感想をレポートしてくれました。

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 ■金井巽都さん (中央学院大学3年)

 「平和にも、色々な考えがある。」 私が平和の集いに参加することで、思ったことです。世界には、様々な問題があります。核問題、難民・移民問題、貧困問題など本当に多くの問題が山積しています。その問題の全てにはっきりとした答えが存在するのでしょうか。社会問題の多くは、立場によって、答えが変わります。自分だけでなく、相手の立場も考えることが大事なのだと気づかされました。また、中学生や高校生の話を聞くたびに私も、中学生や高校生の時に平和の集いのことを知っていたら、もっと前から平和に対する行動を起こすことが出来たのではないのかなと思い、後悔します。まずは、何事も知ることからだと思います。現在の世界に不安を覚えている方、歴史を知りたい方、自分の視野を広げたい方、平和の集いに参加してみることによって視野も広がり、平和への一歩を踏み出せるので、ひとりでも多くの人が参加してみてほしいと思います。 

 ■大兼夏美さん (中央学院大学2年)

今回、私は我孫子市の平和の集いに初めて参加させていただきました。中学生の広島派遣の話、私が参加した平和のパネルディスカッションなど、戦争の悲惨さ、今、世界で起きている紛争、難民など様々な視点から平和について改めて考えるとても良い機会となりました。そして、今回感じた平和への思いを次の世代にも伝えていくことが必要だということも強く感じました。そして、若い世代の私たちには一体、何が出来るのか考える機会にもなり、まずは「平和」について関心を持つことからだと思いました。今あるこの平和な日常が当たり前でないこと、戦争だけではなく、今は様々なところで平和を脅かす存在があることを再認識、そしてそれを若い世代の私たちが発信することが今後大事になってくると思います。私自身もまた平和についての活動に携わっていきたいです。

■川合瑞希さん (平成24年度 派遣中学生)

約四年ぶりの、川久保先生とのパネルディスカッションでした。初めて長崎に行ったのは中学2年の時。随分と前のことのように思います。今、大学2年となった今もこうして我孫子市平和事業に携っていることを、本当に誇りに思います。私は今回のパネルディスカッションを迎えるにあたり、私を含む若者達が戦争について考える機会が減っていることに警鐘を鳴らそうと思いました。大学に通っても、戦争のことについて学ぶ機会はほとんどありません。歴史というものは否応無しに時が経てば風化してしまいます。そのため、今後私たちの世代がもっと多くの人に平和について考えを巡らせ、歴史を伝えていく機会が重要だと思います。私は夏休みに、一人で青春18切符を片手に旅に出ました。その途中、広島に寄り原爆ドーム、平和資料館を観てきました。そこで多くの外国人が広島を訪れていることを目の当たりにしました。世界の多くの人が平和についての関心を抱いているのです。もっと日本は世界に核兵器の悲惨さをもっと伝えていくべきであり、行動に移さなくてはならないという思いになりました。
1人の力は少ないですが、これからもリレー講座を始めとする地道な活動を続け、少しでも多くの人に戦争や核兵器、そして平和について伝えていきたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。 

 ■早坂弘宇さん (平成28年度 派遣中学生)

 今回初めてパネルディスカッションに参加させていただきました。川久保先生や大学生の皆さん、そして、ご来場してくださった皆さんの前で自分の考えを述べることは、初めてで、とても緊張しました。しかし、パネルトークの中でサポートしていただいたことで、自分の考えはもちろん、大学生の方々の考えも自分なりに解釈してから発言することが出来ました。そして、会場の皆さんと平和な世界、平和な社会にするためにはどうしたら良いのかを考え、共有し、理解を深めることが出来たと思います。このパネルディスカッションは僕にとって貴重な経験となりました。また、一人で考えるよりも、多くの人と考えを共有することの大切さも感じることが出来ました。これから、平和な社会に少しでも近づいていくために、自分や周りの人と協力してできることを考え、我孫子市の平和事業やリレー講座など、身近なところから取り組める活動にも参加していきたいです。

 

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