2017年11月14日

【中央学院大学】平和学特別企画 レポート

報告する寺原委員
 さる1031日に中央学院大学の平和学(川久保文紀教授担当)の授業の一環として、我孫子市平和事業推進市民会議の私と郡山委員、小谷委員が平和についてのプレゼンテーションを行いました。
まず、私から「フィリピンスタディーツアー体験発表及び我孫子市平和事業推進市民会議の取り組みと中学生の広島派遣について」と題して報告を行いました。私は今春海外ボランティアという形で9日間にわたり、格差や子供の貧困問題を勉強すべくフィリピンに行きました。その時に学んだ事を学生に伝えたり、今夏中学生達と一緒に広島に派遣された様子等を織り交ぜながら平和について報告を行いました。

リレー講座を実演する郡山委員・小谷委員
そして、郡山委員と小谷委員は、「広島・長崎派遣中学生リレー講座-未来を生きる子どもたちへ」と題して市内の小学校で日頃から行っているリレー講座の実演を行いました。普段小学生に行っている様に分かり易く丁寧に広島・長崎の原子爆弾の恐ろしさを語り、小谷委員による被爆した小学生が書いた詩を朗読したりして平和の尊さを訴えていました。他にも千羽鶴が折られる様になった理由や長崎の稲佐山の説明も写真を用いて、報告していたことが印象に残りました。
 今回のアンケートには、以下のような意見や感想が寄せられました。 

平和学特別規格受講生による平和の樹
  現在フィリピンは親日だけど過去に日本軍が悲惨な事をしていた事は知らなかった。勉強しようと思う。
  フィリピンの格差問題に衝撃を覚えた。確かに無知は罪である事は正しいし、忘却も罪だ。
  リレー講座は小学生向けの講座だが、色んな人に受講してほしいと思った。
  被爆した小学生が書いた詩の朗読を聞いて心打たれた。 

このように、フィリピンの格差や過去の大戦時の日本軍による残虐行為を聞いてとても衝撃を受けたり、リレー講座に関してとても為になったというご感想に触れて、今回の企画は有意義だった思います。
 今後も同世代に平和の尊さを広めて行くと共に私自身も見識を深めていきたいと考えております。 

今回の平和学特別企画の模様が中央学院大学のHPに掲載されました。

今回の企画に多くの方からご協力を頂きました事を厚く御礼を申し上げます。 

我孫子市平和事業推進市民会議委員 寺原正一郎
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中央学院大学平和学特別企画における寺原委員のプレゼンテーションは、以下からご覧いただけます。

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