ICANは、対人地雷禁止条約やクラスター爆弾禁止条約をモデルとして、核兵器廃絶を包括的な条約で禁止することをめざし、広島、長崎の被爆者団体や各国のNGOとも連携してきました。事務局長のベアトリス・フィン氏は、ICANの活動について、「われわれは被爆者の話を聞くことから活動を始めた。それがベースだった」と説明した上で、平和賞受賞について、「広島、長崎の被爆者全員へも与えられる賞だ」と述べ、核兵器禁止条約制定に果たした被爆者の貢献を改めて強調したと報道されています。
ICANのノーベル平和賞受賞が、国連での核兵器禁止条約採択に続き、核兵器廃絶に向けた大きな足掛かりとなることを、心から願います。
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