2016年8月16日

市内中学生12名が長崎平和祈念式典へ!


平和祈念像の前で
  今年は、我孫子市内の中学生12名が88日から10日までの日程で長崎に派遣されました。
長崎では、北海道から沖縄までの約500名の青少年が集まって、長崎原爆の実相や戦争の悲惨さを学び、平和について考える青少年ピースフォーラム(長崎市主催)に参加しました。
フォーラムではまず、194589日学徒動員の勤務中に16歳で被爆、被爆後3日目に弟を、1ヶ月後に妹を失った永野悦子さんという被爆者の方の被爆体験講話を聞きました。
その後は、フィールドワークとして、長崎平和公園コース、浦上天主堂コース、山王神社コースの3コースにわかれ、長崎の高校生・大学生であるピースボランティアの案内のもと、被爆遺構などを見学しました。

黙祷 (動画)
2日目の89日には、長崎平和公園で我孫子市民の皆さんが平和への祈りをこめて折ってくださった折り鶴を奉納した後、星野我孫子市長、倉部教育長とともに、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列しました。71年前に原爆が投下された午前112分には、鐘が打ち鳴らされる中、参列者全員が黙祷を捧げました。
ハトに託したみんなの思い
2日目午後には、青少年ピースフォーラムに集まった全国の仲間たちと、今世界で紛争下にある子どもたち、避難民の子どもたちに想いを寄せ、自分たちの身近な対立をなくすためにはどうしたらよいか、意見交換をしました。
フォーラムを通して、全国の仲間たちとの交流が深まり、フォーラム終了時には、互いに握手をし、連絡先を交換しました。
2日目夜には市内稲佐山から世界新三大夜景・日本新三大夜景となっている長崎の夜景を見て、長崎の71年間の復興を思い、翌3日目には、グラバー園、大浦天主堂などを見学して、無事我孫子に帰ってきました。
 
派遣中学生たちによる報告会は、124()にけやきプラザふれあいホールで開催される予定となっています。中学生たちが長崎を訪れて、体験したこと、考えたことを市民の皆さんに向けて報告します。是非報告会にいらして、中学生たちのメッセージを聞いてみてください。 

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