戦後80年・我孫子市平和都市宣言40年記念平和事業の1つ、「あびこ平和の日〜伝える・祈る・つなぐ〜」を8月16日(土)に開催しました。
昨年の「とうろうに願いを込めて」に引き続き、今年も我孫子市平和祈念式典と同日に開催しました。
当日は10時30分からアビスタ ミニホールにて「平和のひろば」を開催し、折り鶴体験や、平和メッセージボード、缶バッジ作りなど複数の体験ブースを設けました。
小学校へ入る前のお子さんからご年配の方まで、幅広い年代の方にお越しいただきました。
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参加者の作成した折り鶴 |
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平和メッセージボード |
14時からはアビスタ ホールにて、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館から派遣いただいた被爆体験伝承者である中塚慧さんによる被爆伝承講話を実施しました。
聴講された方からは終了後に、たくさんの質問の手が挙がりました。
中塚さんによる講話の様子 |
お話をされた中塚さんからも、「熱心にメモを取る方が多く、驚きました」とコメントをいただき、市民の皆さん平和への意識の高さを改めて実感しました。
15時30分から二部制で実施したとうろう作成は、予約枠が埋まってしまうほど、多くの方にお越しいただきました。参加していただいた皆様と、広島派遣中学生たちのとうろうは約100基となり、19時より手賀沼親水広場にてとうろう流しが実施されました。夜の水面に浮かぶとうろうはとても幻想的で、光の中にそれぞれが書いた平和へのメッセージを見ることができ、集まった約100名の参加者が平和を想う時間を共有しました。
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とうろう流しの様子 |
来年以降も、皆様と一緒に平和について考える機会を作れるように、市民会議一同努めていこうと思います。