「平和宣言都市として、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の 実現に向け、一歩でも前進するよう多くの人びとと 連携の輪を広げていく」と語る星野市長 |
式典では、『原爆詩集八月』から「原爆の思い出」の朗読、黙祷、長崎平和祈念式典に参加した中学生による報告、我孫子市原爆被爆者の会代表、ならびに星野我孫子市長による式辞などの後、平和記念碑、昨年広島平和記念公園から分火された平和の灯の前で、参加者全員によって、我孫子市平和都市宣言が読み上げられました。
1986(昭和61)年に手賀沼公園に平和記念碑が建立されて以来開催されてきた我孫子市平和祈念式典は、今年より式典進行、詩の朗読などを、現在は社会人・大学生・高校生となっている、かつての広島・長崎派遣中学生たち若い世代が担うようになりました。2005年(戦後60周年)から我孫子市平和事業の一環として広島・長崎に派遣されてきたかつての中学生たちが、昨年より始められた市内小学校でのリレー講座の講師をつとめるなど、平和を担う頼もしい次世代となってきてくれていることを実感する平和祈念式典でした。
開式・詩の朗読(動画) |
式典においては、今夏長崎に派遣された中学生12名を代表する派遣団長から、長崎派遣の報告がありました。12名は、長崎での被爆者講話、被爆遺構見学、全国から集まった青少年たちとの意見交換・交流などを通して、平和を考え、平和な世界を築いていくための貴重な体験を得たようです。
長崎派遣報告(動画) |
この式典については、毎日新聞、朝日新聞で以下の通り紹介されました。是非ご覧ください。
■毎日新聞
■朝日新聞