平和の祈り折り鶴展で市職員と |
「我孫子市原爆被爆者の会」は昭和54年(1979年)、我孫子市在住の広島・長崎で被爆した方々、約160名で発足しました。
設立の目的は、「会員の福利厚生 健康向上に協力し合い、併せて再び原爆の惨事が繰り返されないように世界平和のため寄与する」というもので、会員の方々はこれまで数多くの平和活動をなさっています。
昭和60年、当時の会長が広島市に懇願し、被爆した旧市庁舎の敷石と側壁を譲り受け、市役所が手賀沼公園に記念碑を作りました。これが「平和の記念碑」です。
毎年8月にはこの碑の前で一般市民の方にも参加して頂き、平和祈念式典が開催されています。(今年は8月15日(土)9時30分から開催されます)
小学生向け被爆体験講話の様子 (戦後60年) |
他にも毎年「原爆写真と平和祈念の折り鶴展」を アビスタで開催したり、我孫子市平和事業推進市民会議にも参画したりと、積極的に活動をなさっています。
さらに、会員の方々が市内の小中学校で、被爆者としての体験談をもとに、戦争の悲惨さと平和の尊さを子供たちに伝えるという語り部活動もしてこられました。
戦後70年を迎えて皆さんご高齢となり、会員数は31名になったそうですが、会員の方々は今でも「原爆の悲惨さの記憶を風化させないために、若い世代に伝えていく活動を可能な限り続ける」という強い決意のもと、活動を続けていらっしゃいます。
心から声援を送りたいと思います。
(我孫子市平和事業推進市民会議・M男)
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