被爆アオギリ二世 |
手賀沼公園の水辺近くに、平和の記念樹が2本並んで植えられています。
1本は広島市から譲り受けた「被爆アオギリ二世」。もう1本は長崎市から頂いた「被爆クスノキ二世」です。
アオギリ二世は広島爆心地から1.3キロメートルで被爆したアオギリの子孫。クスノキ二世は長崎の爆心地から800メートルで被爆したクスノキの子孫です。
当初は、原爆投下後は数十年間草木も生えないと言われていましたが、アオギリもクスノキも、奇跡的に生き延びて新たな葉を芽吹き、その姿は打ちのめされた人々に生きる勇気と希望を与えました。
我孫子市も3年前の2012年(平成24年)8月11日、両市から頂いたこの貴重な苗を、被爆67周年平和祈念式典」の中、星野市長をはじめ我孫子市原爆被爆者の会メンバーや長崎派遣中学生たちの手によって植樹しました。
「平和」と「命」のシンボルとして、広島・長崎と我孫子の架け橋として、手賀沼の光と涼風を受けながらアオギリとクスノキが大きく育ってくれることを願っています。
(我孫子市平和事業推進市民会議・M男)
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歌手の福山雅治さんが、長崎の被爆クスノキを題材にした「クスノキ」という歌をつくっています。アルバム「HUMAN」の1曲目におさめられています。長崎生まれの福山さんは、被爆クスノキの歌をつくろうとずっと考えていたそうです。生命の尊さを歌い上げている福山さんの「クスノキ」、是非一度聞いてみてください。
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