2015年5月4日

平和事業ブログ開設によせて - 我孫子市長 星野順一郎 -


戦後70年の今年、我孫子市は平和都市を宣言してから30年目を迎えます。

戦争や原爆を体験された方が少なくなる中、今後は、戦争や原爆を体験していない世代が、この悲惨な体験を語り継ぎ、平和について考えていかなければなりません。

我孫子市では、戦後60年にあたる平成17年8月に、市内に6校ある中学校から生徒を広島に派遣し、戦争や核兵器の恐ろしさ、平和の尊さを学んでもらいました。以後10年間、この事業を継続し、これまでに72名の生徒を広島や長崎に派遣してきました。

また、平成20年7月に「我孫子市平和事業推進条例」を制定し、平和を願う市民の参画のもと、平和事業推進市民会議を設置して、平和に関する取り組みを行っています。

今年は、高校生、大学生、社会人となった当時の派遣中学生も含め、戦後70年の平和事業を企画し、実施していきます。

 ぜひ多くの皆さんに、事業にご参加いただき、70年前の戦争で起こったことを知り、平和の大切さや、平和のために自分たちができることなどを考えたり、身近な人と話し合ったりしてほしいと願っています。

 我孫子市としても、戦争と核兵器のない世界の実現に向けて、今後も地道な取り組みを続けていきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿