2025年6月1日

〜2025年度 我孫子市平和事業推進市民会議始動〜

新たな任期(2年)の始まりの本年度は14名が委嘱され、我孫子市平和事業推進市民会議の活動がスタートしました。


2025年5月13日(火)に市民プラザ会議室にて第1回平和事業推進市民会議が行われました。

会議では会長・副会長の人事案件、昨年度の事業報告、本年度の市民会議の事業の日程確認等が行われました。


また本年は戦後80年及び我孫子市平和都市宣言40周年の節目の年であるため例年の市民会議の主催事業平和の集い以外にも特別事業を行います。

市民会議内(拡大市民会議)に普及部会・広報部会・事業部会の3部会を設置し特別事業の内容の提案等をおこなっています。


それら提案された事業の実現に向け会議内では白熱した議論が交わされました。

この場でいくつか事業内容をご紹介させていただきます。

・平和に関する本・映画の巡回展示

被爆体験伝承講和

バッジ作成

・平和のうたの制作、コンサート

・こどもたちによる平和なまち絵画コンテスト2025 等々、現在様々な事業を検討中です。


2025年度我孫子市平和事業推進市民会議メンバー

 

本年度は、以下のような平和事業の取組を計画しています。(◎は特別事業)

6月8日(日)~6月21日(土)平和に関する本の展示 (最終日は正午まで)

               場所:湖北台近隣センター

6月21日(土)~7月5日(土)平和に関する本の展示 (最終日は正午まで)

               場所:あびこショッピングプラザ

7月5日(土)~7月19日(土)平和に関する本の展示(最終日は15時まで)

               場所:近隣センターこもれび

8月5日(火)~7日(木) 広島被爆地派遣事業(中学生派遣)

8月15日(金)~8月29日(平和事業パネル展・平和祈念の折り鶴展

               場所:アビスタ1階ストリート

8月16日(土) 市民会議主催事項

                            (内容)◎被爆体験伝承講話・◎缶バッジ・灯ろう流し等

        場所:アビスタホール、アビスタミニホール、アビスタ工芸工作室

           手賀沼親水広場じゃぶじゃぶ池

10月 平和に関する展示(内容タイトル場所未定)

12月2日(火)~14日(日) 平和の集い~我孫子から平和を願う~展

               場所:けやきプラザギャラリー1・2

12月14日(日) 平和の集い~我孫子から平和を願う~(派遣中学生発表会)

         平和のうた完成お披露目(合唱予定)

         場所:けやきプラザホール

2025年6月~2026年1月 広島・長崎派遣中学生リレー講座

【未来を生きる子供たちへ】

市内全小学校にて実施


本ブログを通して、我孫子市の平和事業及び市民会議の様子のご報告も継続してまいります。


我孫子市平和事業推進市民会議は、多くの市民の皆さんのご協力のもとに、核兵器廃絶と平和な世界の到来のための活動を進めてまいります。

我孫子市平和事業推進市民会議については、我孫子市のホームページをご参照ください。

我孫子市事業推進市民会議(我孫子市HP)


2025年2月8日

「平和の集い」が開催されました

 12月3日(日)、けやきプラザ(JR我孫子駅南口)のふれあいホールで「平和の集い ~我孫子から平和を願う~」が開催されました。

大勢の市民の皆さんにご来場いただいた当日の模様を、以下にご紹介します。


 【第1部】 広島派遣中学生による報告

8月10日、11日の二日間の日程で広島を訪れた我孫子市内中学生が、広島訪問の模様を報告しました。

今年度の派遣中学生は、例年より人数を増やし、16名で、被爆地広島を訪れました。

発表の様子

現地では、平和記念式典に参列したり、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館や平和記念資料館の見学、被爆体験講話聴講を体験したりと、2日間の中から得た学び。そして、実際に被爆地を訪れて、感じたこと、平和への誓いを中学生たちが報告しました。

派遣中学生たち


 【第2部】我孫子中学校演劇部による劇『戦争を知らない子供たち』 市内の中学校で唯一演劇部のある我孫子中学校が、今年度も演劇に挑戦しました。

劇中の様子 1


 本作は、1970年に発表された、北山修が作詞し、杉田二郎が作曲した楽曲がテーマとなっており、太平洋戦争が激しさを増す中、空襲に怯えながら、日々を明るく懸命に生きる子どもの一人と、現代の学校に退屈しながら、毎日をなんとなく生きる子どもの一人が、ひょんなことから入れ替わって、互いの時間を生きるというお話です。

劇中の様子 2


 中学生の引き込まれるような演技力、現代と戦時中の相反する時代の比較が、より戦争の凄惨さ、平和の尊さについて深く考えさせられる作品でした。

来場した方の中にはハンカチで涙を拭う方もおり、より多くの人に平和の尊さを訴えることができたのではないかと思います。


平和の集い終了後には、来場者で”平和の木”を作成しました。

葉っぱに思いを綴る様子

この木は、皆さんの平和への思いをつづった葉っぱを貼ることで完成します。

今回作成した木は、令和7年2月2日(日)まであびこショッピングプラザに展示しておりました。

木へ葉っぱを貼り付ける


 また、けやきプラザ内ギャラリーやアビシルベでは「平和の集い~我孫子から平和を願う~展」を開催しました。

平和に関する展示が多くあり、あちこちに展示されていた千羽鶴の一つ一つからは、多くの人からの平和への思いが感じられました。

こちらも多くの方に足を運んでいただきました。


 来年度は、戦後80周年、我孫子市の平和都市宣言から40周年を迎える節目の年となります。

 この「平和の集い」を通じて、皆さんが平和について考える機会となれば幸いです。

出演者集合写真