12月3日(日)、けやきプラザ(JR我孫子駅南口)のふれあいホールで「平和の集い ~我孫子から平和を願う~」が開催されました。
大勢の市民の皆さんにご来場いただいた当日の模様を、以下にご紹介します。
【第1部】 広島派遣中学生による報告
8月10日、11日の二日間の日程で広島を訪れた我孫子市内中学生が、広島訪問の模様を報告しました。
今年度の派遣中学生は、例年より人数を増やし、16名で、被爆地広島を訪れました。
現地では、平和記念式典に参列したり、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館や平和記念資料館の見学、被爆体験講話聴講を体験したりと、2日間の中から得た学び。そして、実際に被爆地を訪れて、感じたこと、平和への誓いを中学生たちが報告しました。
【第2部】我孫子中学校演劇部による劇『戦争を知らない子供たち』 市内の中学校で唯一演劇部のある我孫子中学校が、今年度も演劇に挑戦しました。
本作は、1970年に発表された、北山修が作詞し、杉田二郎が作曲した楽曲がテーマとなっており、太平洋戦争が激しさを増す中、空襲に怯えながら、日々を明るく懸命に生きる子どもの一人と、現代の学校に退屈しながら、毎日をなんとなく生きる子どもの一人が、ひょんなことから入れ替わって、互いの時間を生きるというお話です。
中学生の引き込まれるような演技力、現代と戦時中の相反する時代の比較が、より戦争の凄惨さ、平和の尊さについて深く考えさせられる作品でした。
来場した方の中にはハンカチで涙を拭う方もおり、より多くの人に平和の尊さを訴えることができたのではないかと思います。
平和の集い終了後には、来場者で”平和の木”を作成しました。
この木は、皆さんの平和への思いをつづった葉っぱを貼ることで完成します。
今回作成した木は、令和7年2月2日(日)まであびこショッピングプラザに展示しておりました。
また、けやきプラザ内ギャラリーやアビシルベでは「平和の集い~我孫子から平和を願う~展」を開催しました。
平和に関する展示が多くあり、あちこちに展示されていた千羽鶴の一つ一つからは、多くの人からの平和への思いが感じられました。
こちらも多くの方に足を運んでいただきました。
来年度は、戦後80周年、我孫子市の平和都市宣言から40周年を迎える節目の年となります。
この「平和の集い」を通じて、皆さんが平和について考える機会となれば幸いです。
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