我孫子市では、2005年(戦後60年)から、平和事業の一環として、毎年8月に、広島または長崎に、市内の中学生を代表団として派遣しています。
今年度は、我孫子市から16名の中学生が広島に派遣されました。今年度の派遣日程は、8月5日(月)から7日(水)までの3日間です。
8月の派遣に向けて、7月22日(月)、広島に派遣される中学生が我孫子市役所に集合し、事前説明会を行いました。
事前説明会では、派遣中学生の自己紹介や派遣日程の確認を行った後、派遣に同行される星野我孫子市長、丸教育長との意見交換の時間がありました。
中学生は、派遣に向けた決意を一人ひとりが表明し、市長、教育長からは派遣の意義や注意事項についてお話しいただきました。
集合写真 |
その後、派遣中学生OB・OGから体験談やアドバイスを聞きました。
実際に派遣を経験したOB・OGならではの具体的なアドバイスに対して、中学生は熱心に耳を傾けていました。
派遣中学生OB・OGから現地の様子を知ることで3日間のイメージがより具体的になったようでした。
派遣中学生OGによる説明 |
派遣中学生OB・OGによる説明 |
派遣中学生OB・OGからのアドバイスに続いて、我孫子市平和事業推進市民会議委員の山田典子さんからお話を伺いました。
山田典子さんは被爆2世として原爆による広島の悲惨な状況をお話してくださいました。
ほとんどの派遣中学生にとって、被爆2世の方から直接お話を聴くのは初めての経験だったのではないでしょうか。皆、真剣な面持ちでお話を聞いていました。
山田さんによる写真 |
この事前説明会では、例年、派遣団の団長・副団長を中学生の中から選出します。
団長・副団長ともに立候補者がいたため、スムーズに進行することができ、その姿から中学生たちの積極性が感じられました。
広島派遣中学生たちによる派遣報告会は12月1日(日)にけやきプラザふれあいホールで開催されます。派遣報告会に、ご期待ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿