2019年12月19日

12月1日、「平和の集い」が開催されました

 121()、けやきプラザふれあいホールで「平和の集い 〜我孫子から平和を願う〜」が開催されました。

【第1部】 長崎派遣中学生による報告 

今年8月に長崎市を訪問、平和祈念式典(長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典)に参列した市内中学生12名による報告。今年もまた、派遣中学生たちは、長崎で見聞し、話し合い、考えてきた経験を踏まえ、力強い派遣報告をしてくれました。ぜひ、その様子を動画からご覧になってください。  

https://drive.google.com/open?id=1LpmGfaJl61p-2e4sOPx8CM-w2zeJdDxQ
長崎派遣中学生の報告
(クリックにより報告の動画をご覧になれます)
「わたしたちの平和宣言」を発表する派遣中学生
 
【第2部】 モノオペラ「焼き場に立つ少年」

 「焼き場に立つ少年」は、米国人カメラマンであるジョー・オダネル氏が、原爆投下後の長崎で撮影した写真。既に息を引き取っている弟を背負い、弟の火葬の順番を待っている姿だとされる。モノオペラ「焼き場に立つ少年」は、その少年の心を、表現した作品。取手市在住のソプラノ歌手・岡本静子さんが、情感をこめて歌い上げてくださいました。 

モノオペラ「焼き場に立つ少年」

【第3部】我孫子中学校演劇部による劇「消えた八月」

夏休みの自由研究で「戦争体験者に聞く第二次世界大戦の実態」をテーマにした中学生たちが、話を聞こうと思って訪ねた先で出会った戦争体験者の老夫婦。この老夫婦の家のカレンダーには8月がありませんでした・・・・。

https://drive.google.com/open?id=1plm7zbi2VSmZlqUATV_t_NWwtQC4Ztnp
我孫子中学校演劇部による劇「消えた八月」
(クリックにより演劇の模様をご覧になれます)

我孫子中学校演劇部は、今年で7年連続、「平和の集い」で平和を訴える演劇を上演してくださいました。今回の「平和の集い」においては、演劇上演後、7年間の我孫子中学校演劇部の取組みへの感謝状が、倉部教育長より贈呈されました。 

倉部教育長から感謝状を贈呈される我孫子中学校演劇部

今年は、例年を上回る約300名の市民の皆さんが「平和の集い」にご来場くださり、けやきプラザふれあいホールの会場が、ご参集くださった皆さんの平和への願いで満たされていました。

来年は、戦後75周年という節目の年を迎えます。平和への願いを、またさらに来年へとつないでいきます。

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