「ぜひリレー講座を続けたい」という声が昨年参加したもと派遣中学生たちからあがり、今年も市内小学校でリレー講座を開催することとなりました。
湖北小学校で6月25日(土)に開催されたリレー講座を、平和事業推進市民会議の磯部栄治さんが見学され、その様子をレポートしてくださいましたので、以下にご紹介します。
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広島・長崎派遣中学生による平和の授業「リレー講座」
6月25日に湖北小学校で行われた、リレー講座を見学しました。
6年2組の授業では、講師の小谷典子さん(H24年度派遣・現在高校3年生)が語り始めます。広島・長崎に落とされた原子爆弾の脅威や恐ろしさを、自分が現地に行って体感した言葉で。子供たちは自分たちとそう年も離れてないお姉さんから聞く原爆の話に、静かに聞きいっていました。みなしきりにメモを取っていました。
講師が被爆した小学生の詩を3つ朗読しました。
教室に静かに力づよく響く声が、子供たちの中にすっと入っている気がしました。
「原爆は大人も子供も動物も関係なく傷つけ奪っていくのです。」
小谷さんの声の響きは大人をも納得させるものでした。
「今は平和ですか?」の問いかけに、平和だと感じる人、平和じゃないと感じる人の、意見が発表されましたが、「殺人や自殺があるので、平和じゃないと思います」との声に子供たちも不安を抱いていると感じました。
最後に「平和な世の中にするために今日から自分ができること」を班に分かれて話あい、それぞれが葉っぱを型どった紙に一生懸命に書いてました。
広島・長崎へ行った中学生が、高校生・大学生となって地元の小学生へ思いを伝える、まさにリレー講座だと、あらためて素晴らしい内容に感動しました。
今回、保護者の参加の方は少なかったですが、もっと多くの保護者の方にも聞いて欲しいと思いました。
平和を繋ぐ大切な活動だと感じました。
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