8/23(水)に平和リレー講座講師勉強会が開催されました。
当日は20人以上の歴代派遣中学生が集まりました。
最初に、市の職員から平和リレー講座の概要について説明がありました。参加した人の中には、新型コロナウイルス感染症の影響で小学6年生の時に平和リレー講座を受けられていない人もいたため、細かいところまでしっかりと説明してくれました。
次に、派遣OGの早乙女さんによる模擬授業が行われました。小学6年生への授業と同じ資料を使って行われ、全員が平和リレー講座の雰囲気をつかめたのではと思います。
また、我孫子市原爆被爆者の会の的山さんからお話をいただきました。的山さんは、ご自身の小学校教諭時代の経験を踏まえて話してくれました。どんな言葉で小学6年生に授業をしていけば伝わりやすいのか、今後の平和リレー講座のためになるお話でした。
歴代派遣生から授業についての話もあり、講師をするにあたっての心構えやどんなことを自分の授業で取り入れているかなどのアドバイスをしてくれました。
講師として活躍する先輩からの話 |
また、市の職員から、授業やそれまでの準備についての注意事項等があり、メモを取って講師になるときに備えている人が多くいました。
最後に参加した全員で記念撮影を行い、平和リレー講座講師勉強会を終了しました。
この勉強会は、これまでの平和リレー講座事業にはなかった初めての取り組みであり、どのくらいの方が参加してくれるか不安でしたが、たくさんの人が参加してくれ、とても有意義な時間になったと感じました。これからも、このような機会を設けて、派遣中学生が派遣後も気軽に平和事業に参加出来たらいいなと思いました。
―我孫子市平和事業推進市民会議委員 山元誠人