今年度(2022年度)も、我孫子市から12名の中学生が広島に派遣されました。今年度の派遣日程は、8月5日(金)から7日(日)までの3日間。このブログ記事では、事前学習会と広島への出発の様子をお伝えします。
例年行われている派遣中学生の事前学習会、今年度は7月21日(木)に市役所分館にて行われました。事前学習会の内容は以下の通りでした。
1.
的山ケイ子さん(我孫子市原爆被爆者の会)からのお話
的山さんは長崎で胎内被爆された方。事前学習会に集まったほとんどの派遣中学生にとって、被爆者の方のお話を聴くのは初めての経験だったのではないでしょうか。皆、真剣な面持ちで耳を傾けていました。
2.
派遣中学生OB・OGからの話
派遣中学生OB・OGから話を聴けることは、これから広島に向おうとする中学生にとってはたいへん心強いことです。今回駆けつけてくれたOB・OG3名は、それぞれの派遣体験を踏まえながら、派遣への心構えをアドバイスしてくれました。そのうちのひとり、OBとして話を聴かせてくれた原さん(大学生)は今回の派遣に引率として加わることとなっており、中学生たちにとっては、一層頼もしい存在です。
3.
星野我孫子市長・丸教育長との懇談
今年度も広島での3日間をともにしてくださる市長と教育長。このお二人との事前懇談の機会があるということが、中学生たちにとって大きな安心につながっています。
この学習会では、例年、派遣団の団長・副団長を中学生の中から選出するのですが、今年度は団長への立候補を募った場面で、いつもに増して多くの手が挙がり、中学生たちの積極性が際立っていました。中学生たちの派遣報告を聞ける日が楽しみです。
8月5日(金)の朝、派遣中学生たちは我孫子駅南口けやきプラザ前に集合しました。
事前の健康チェックで問題ないことを確認したメンバー全員、派遣団長の出発の挨拶のもと、元気に出発していきました。
派遣の模様は、12月4日(日)午後、けやきプラザふれあいホールでの開催を予定している【平和の集い】で、中学生たちに報告していただきますが、このブログでも近日中に、引率として同行した大学生から中学生たちの広島での様子を伝えていただく予定です。